高知城
高知城は幸運の城と言われているお城で、関ヶ原の戦いの功績で徳川家康から土佐一国を貰った山内一豊が1601年に築城工事を開始し、1603年に本丸と二ノ丸が完成し入城したと言われています。
なぜ幸運の城と言われるのかと言うと、1727年の城下町大火でほとんどを消失しましたが1753年には再建され、その後は明治維新や自然災害、太平洋戦争などがありましたが、修復工事はしているものの今も当時のままの建物を残しているからです!
約400年、再建してから250年前に建築されたものが今もあるって本当にすごい事ですよね!歴史のロマンがあるというか、歴史そのものを感じれるというか、とにかくお城の持っている雰囲気に圧倒されます。
お城にも入れるのですが、お城に行く前に山内一豊像がお迎えしてくれて、追手門のすぐ近くに「石落とし」というのがあるのですが、是非見てもらいたい!なぜなら敵の攻撃を防ぐために上から石を投げたり槍で突いたりできる仕掛けなのですが、上から見ると意外と高くて下から見ると完全に軒の一部に見えるのです。下から見ると全然仕掛けがあるように見えない!お城の仕掛けが好きな人は興奮すること間違いなしです。
そこを過ぎると板垣退助像もありました。
本丸があるところから少し離れますが御台所屋敷跡という、大奥大好きな私としては見逃せないポイントも!行ってみると実際にお屋敷があったかどうかは不明だそうです。ただ発掘調査で出土品が出たとなると胸が躍ります!ドラマの中の世界がここに!と思うだけでウキウキします。
そして驚いたのが、高知は雨が多い土地柄だそうでお城に排水設備があったこと!貯めた雨水を二か所の石樋から排水して石垣に泥水が入って緩むことがないように作られたそうで、水路にも蓋石というものがあって外せばお掃除も出来る仕組みになっているという・・頭が良い!
天守閣からの眺めも最高でした。街並みが一望できて、三の丸や追手門、しゃちほこも近くから見ることが出来ます。一国を制した人が見る景色かと思うとロマンを感じます。
お城好きの方も、そうでない方も高知県に行かれた際は是非行ってみてほしいです!!