羽州の名城
上山城は、最上家・伊逹家・上杉家の領地争いの場ともなっていた羽州街道と米沢街道が分岐する交通の要衝となり今現在の山形県南東部に位置する山形県上山市(かみのやまし)に在ります。JR奥羽本線「かみのやま温泉駅」から徒歩10分ほど、東北中央自動車道「かみのやま温泉IC」からは車で約10分強のところになり周辺には無料駐車場もあります。
別名、『月岡城』とも呼ばれ『羽州の名城』と称されるまでにも数々の城主が入れ替わっており、戦国時代後の江戸時代からも数多くの城主に代わっているという歴史があります。現存している庭園や城下町の整備には、あの沢庵漬けの考案者とも言われる『沢庵和尚』が関わっていたとの説もあるようです。今現在の資料館として利用されている天守閣は1982年に建てられたとのこと。
周辺は温泉地にもなっており、天守跡・登城路には足湯もあります。展望台や隣接する月岡公園からは、蔵王連峰を眺めることができますので是非一度立ち寄ってはいかがでしょうか。