石垣が迫力あります
4月初めの休日に三重県津市へ出かける予定があり、津城跡に立ち寄りました。最初は隣接する高山神社を参拝して、境内と津城跡が繋がっていたのでそのまま立ち寄った感じで訪れました。こちらは周囲に津市役所があり市の中心部に位置しますが、津城跡内は都会の喧騒を感じさせない、静かで緑の多い散策できるステキな場所です。公園として整備されており、城跡内いたるところにある桜の木は、私が訪れた時はちょうど満開でした。時折風が吹くと、新緑の杜に花びらが舞い散り、木漏れ日の中で漂う様子は、とても幻想的な雰囲気でした。津城跡は桜の名所だと言われることに納得ですね。初夏は紫陽花が咲き誇り、秋は美しい紅葉、四季折々の風景を楽しむことができるそうです。城跡内には多くの石垣が残っていて、荘厳さも感じられました。高山神社の境内奥から高い石垣を臨むこともできました。そしてその石垣に上がることもできます。よく城跡巡りをしますが、これほど大きな石垣に上がれるところは初めてでしたので、テンションが上がりました。丑寅櫓が復元されてますが、石垣を上がると丑寅櫓の入口まで行くことができ間近で見られます。ちなみに内部公開はされていないようです。豪快な石垣と桜を一緒に撮影できますので、写真映えするスポットでもあると思います。中央の広場には、藤堂高虎公の騎馬像があります。もちろん写真撮影しました。堂々としたお姿は、実物もきっとそうであったと思わせるほどの圧倒的な存在感があります。広場にはベンチがありますので、ゆっくりと眺めることができますね。本丸跡には日本庭園が整備されております。中心に池が配置されておりますので池泉回遊式庭園だと思います。池の周囲には歩道が整備されて散策できるようになっていました。庭園の脇には、朱色の鮮やかな入徳門があります。かつて藩校の正門であったものが、解体復原後にこの地に移築されているとのことだそうです。大切に後世に伝えていくべきものですね。