歴史が感じられるお城
愛知県日進市にある、室町時代の建てられたお城です。
日進市のちょうど真ん中あたりを走る、県道57号線を赤池方面から藤が丘方面へ向かい、岩崎城北の信号機を右に曲がり、少し進んでいったところにあります。
少しわかり辛いのですが、県道57号線を北に進んでいけば、お城が見えるので大体の位置はわかるかと思います。
岩崎城は今から400年ほど前の室町時代に織田信長の父である、織田信秀により築城されたと考えられています。
その後、丹羽 氏重と池田 恒興の間で戦われた「岩崎城の戦い」で廃城となり、昭和62年に地元の方により整備・保存されたお城だそうです。
地元の方で復元されたお城なので、当時の形ははっきりと再現されているわけではないですが、日進市の歴史を伝えられる貴重な場所として存在しています。
お城の中にも入る事ができ、どなたでも無料で入場する事が出来ます。
お城の中には、岩崎城の文献や日進市の古い資料が展示されているだけでなく、様々なイベントが開催されています。
自分が訪れた時は、ちょうどお雛様の季節だったのでひな祭りに関するイベントが開催されていました。
古いひな人形が飾られていたり、お雛様の歴史についての展示も観ることが出来ました。
今は、ちょうど新型コロナウィルスの影響のため、開催を見合わせていたりもしますが、季節を感じさせてくれるイベントが楽しめるみたいです。
どの季節のイベントもとても魅力的なので、何回も足を運びたくなるとても楽しい施設です。
また、天守閣に登ると、高台に立てられたお城なのでとても景色がよく、日進市が一望できるようになっています。
周辺は山などの自然が豊富なため、写真映えする場所となっています。
また、お城の周りには六世紀頃の地域の権力者のものとみられている古墳も発見されており、そちらも見学する事が出来ます。
小さなお城ですが、歴史をとても感じられ、歴史を残したいという地元の人達の思いが感じられる施設なので、近くに来たらぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?