かっこいい漆黒の城
岡山城は国の重要文化財で日本100名城に選ばれているお城です。
アクセス方法としては、JR岡山駅の東側にある路面電車『岡山駅前』から東山行きに乗車し、3駅目の『城下』で下車します。路面電車は5分くらい乗車し、岡山の街並みを見ながら向かうことが出来ます。城下駅から岡山城までは徒歩で約10分くらいで着きます。道中さくら並木があり、とてもきれいでした。
先日初めて行ってきましたが、お城の外観に圧倒されました。今まで見たお城とは異なり、黒っぽい姿で漆黒という言葉が似あう格好いいお城でした。天守台が不等辺五角形になっている珍しいお城としても有名です。岡山城は別名『烏城』と呼ばれ、真っ黒なカラスが翼を広げた様子から名づけられた説があります。令和4年11月に「令和の大改修」工事が終わり、リニューアルオープンされました。入館料はとてもリーズナブルで、大人2名子供2名で1000円でした。館内にはエレベーターが設置されておりますので、小さなお子様やご年配の方にとってはうれしいですよね。
各階には様々なお城に関する資料が展示されています。短剣・太刀の重さを体験でしたり、銃のレプリカがありました。当時の人々の身長が壁面に描かれていたり、籠の中に入って写真が撮れたりなど子供たちはとても喜んでいました。お城の設計図の展示ブースでは、設計に携わる私から見ても当時の能力の高さに驚きました。パソコンも無い時代に、描いた設計図だけで大きな城を築くというスケールの高さに感動しました。
岡山城をめぐる武将たちの物語を上映している階がありました。小学生の長男にとっても分かりやすく上映されており、歴史を知ることが出来きました。連続して何度も上映されていますので、ブース入場待ちが多い場合は他の階を先に見てから最後にという方法もあります。
最上階となる天守閣からの眺めは素晴らしく、日本三大庭園である後楽園や外堀の旭川、街並みも見ることが出来ます。
お土産屋さんでは岡山城でしか買えないお土産もあり、子供たちは岡山城のキーホルダーやクリスタルの置物など、楽しく選んでいましいた。私は岡山城と書かれた小さな提灯がかわいくて購入しました。
お城から後楽園に向かう途中のつり橋を渡ったところには、旭川をのんびり堪能できるスワンボートがありました。20分間自由に過ごすことができ、子供たちも漕いだり運転したり楽しんでいました。