岡山城(烏城)
岡山へ旅行で行った際に一番最初に訪れました。岡山城は黒漆塗りの外観から別名「烏城」と呼ばれており、黒の外観なので金色の天守閣がとても光っていて目立っていました。園内にはアゲハの紋や桐の紋がいろんなところに刻まれており子供たちは探すのに必死になっていました。
岡山城は安土桃山時代の大名、宇喜多氏が城主となり、後に小早川氏、池田氏が継いでいます。路面電車の 城下駅から徒歩10分くらいの場所にあります。岡山市の中心部にあり、 その構造は梯郭式となっており、本丸の北から東にかけて防備が薄かったので、旭川の流れを変える大掛かりな土木工事をおこなって、天然の堀を作ったと言われています。岡山城の北にある後楽園も、もともとは防衛用の郭として建造されたそうです。
天守、月見櫓、西之丸西手櫓、石山門が当時の国宝に指定されますが天守と石山門は岡山大空襲で消失してしまいました。後に、鉄筋コンクリート造によって再建工事が行われ、現天守が建造されました。「日本の100名城」にも選定され、観光地としてとても人気が出てきました。 場内および資料館の展示は非常に充実しており、宇喜多家時代の貴重な資料、武具、甲冑、などが飾られています。 隣接する日本三大庭園として有名な後楽園とあわせて岡山観光の際にはぜひ立ち寄ってみてください。