堀川遊覧もおすすめです
水の都松江市の中心にあります。
城のすぐそばに、有料駐車場がありますが、土日祝日には観光客のために近くの県庁の駐車場が「おもてなし駐車場」として無料で開放されます。
松江城山公園は日本さくら名所100選に選ばれた桜の名所です。子どもたちが小さかった頃は弁当を作り、家族で何度か花見に行きました。
松江城は現存する12天守のひとつで、江戸時代に建てられました。2015年7月には国宝に指定されています。姫路城や高知城などにも行きましたが、地元にあるせいか、どの城よりも外観がカッコよく思えます。黒と白の絶妙なコントラストがいいです!
天守には鎧など武具類がショーケースに飾られていましたが、調べてみると松江城に関係ないものもたくさんあったとか。それを見直すために展示物を一旦取り除き天守を空にし、創建当時の松江城が期間限定で見られると聞いたので、行ってみることに。
松江城の天守に上がるのは何年ぶりかわかりません。
中に入ると、天守を支える継ぎはぎだらけの柱が目につきます。柱は板を張って「かすがい」などで留められていて「つつみいた」と呼ばれるそうです。不良材の体裁を整えるためのものと観光ガイドさんに聞きました。資材集めに苦労したのが伺えます。
ショーケースがあったと思われる場所は、すっかり床の色が変わっていました。照明器具や消火器はありましたが、展示物がなにもない天守は新鮮で、当時創建に関わった人たちはこんな景色を見ていたのかと感慨にふけました。
最上階の5階は四方を展望できる望楼式です。南には宍道湖が見えます。ここから夕日が見られたら最高だな〜と真昼間に思いました。
松江城のお堀をめぐる「堀川遊覧」もぜひ体験してもらいたいです。
冬にはコタツ船が登場して、コタツに入っての遊覧は気持ちもほっこり。以前、乗船したときは船頭さんが安来節を歌ってくれて、乗り合わせたお客さん一堂で手拍子をして盛り上がりました。一日券で、自由に乗り降りできるので、武家屋敷やカラコロ広場の方も散策してみてはいかがでしょうか。