とにかく素晴らしい城
大坂城に行ってまいりました。大坂城はもちろん豊臣秀吉が築いたお城ですが、実は今現在あるものは全て徳川家康の遺構なんですよね。まあ正直僕は豊臣秀吉があまり好きではないので悲しくはないですが…。(豊臣秀吉のファンの人には申し訳ないです)
では豊臣秀吉とどのように違うのかというと、枡形虎口が設けられていること。この枡形虎口というものは通常江戸時代の城に多いです。ただ明智光秀の黒井城や織田信長の安土城にも枡形虎口はありますがそれは例外です。枡形虎口を設けることで四方から攻撃されるため攻めようがないです。また現在の大坂城の天守は8階まであり、日本ではとても珍しいです。ただ大坂城にはエレベーターが設置してあるため登るのは辛くないです。ただ城らしさが消えてしまう…。大坂城は天守もいいですが、歴史の面影を一番感じやすいのは石垣と現存櫓です。大坂城には櫓が4つ現存しています。(間違ってたらすみません)たしか、千貫櫓、六番櫓、一番櫓、多聞櫓だったと思います。櫓は水堀沿いにある高石垣の上に建っています。なかなか敵が櫓に向かって攻撃するには難しい場所でした。特に千貫櫓と多聞櫓はすごく大手門に向かう途中に千貫櫓から銃撃にあい、大手門を突破しても枡形虎口がも受けられているため突破するのには不可能です。また枡形虎口はここだけではなく、門がある場所全てに設けられています。また石垣は殆どが打ち込みはぎなのですが、枡形虎口の石垣は切り込みはぎで特徴の違いをかんじとれます。この城を攻められた人はたぶん武田信玄の倍賢いかもしれません。櫓の中には土日に1200円で入ることができますが、断念。美しさだけでなく守備にも適したお城で面白かったです。
評価
遺構:5
建物:5
行きやすさ:3
全体:5
攻城時間
2時間くらい