大阪城
大阪のシンボルといえば通天閣!と言う人も多いですが、忘れてはいけないもう一つのシンボルがここ、大阪城です。
最寄り駅は大阪城公園駅の他、様々な地下鉄などで行くことができます。
時は戦国時代、大阪城は1583年に豊臣秀吉によって築城されました。今までに何度も改築、増築をされた結果今の姿になっており、元々は今の数倍の規模があったそうです。天守閣は50mの高さがあり、天守閣まで行くと大阪市内を一望できます。エレベーターで行くこともできますが、階段を上っていくこともでき、その広大さを実感できると同時に、この場所から景色を眺め、天下統一を目指した豊臣秀吉を想像し、想いをはせることができます。
大阪城の中には歴史的に価値の高い様々な遺物も展示されている他、定期的なイベントでその時のモチーフに沿ったものが重点的に展示されます。私が行ったときは戦国武将たちの花押(かおう)・印章や家紋などがあしらわれた文書・工芸品、武将たちの個性豊かな旗指物(はたさしもの)など80点を展示していました。戦国時代が激化するにつれ、武将個人を識別するための印章や家紋も個性的になっていったようで、見ているだけでとても面白かったです。
また、大阪城と一言で言いますが、それは大阪城公園もまとめて呼ばれることが多く、大阪城の堀の外には大きな公園が広がっています。桜の季節は花見客で賑わい、紅葉の季節には紅葉狩りを楽しむお客さんでいっぱいです。私は桜の季節に何度か訪れていますが、大阪城をバックに見る桜は他では味わえない臨場感があり、とても好きな景色の一つです。また、夜になると大阪城がライトアップされるため、夜景の名所にもなっています。
また、公園では様々なイベントが年中開催されています。音楽イベントはもちろんのこと、マラソン大会などスポーツ関係の催しもあります。歴史的な背景はもちろんのこと、様々なイベントなどで大阪の人間と密接に関わっているのが、ここ、大阪城なのです。