大阪城
大阪城は1583年に築城され、天守閣は豊臣秀吉時代・徳川家康時代に続き、1931年に復興された3台目のものです。
最寄り駅は谷町四丁目駅、森ノ宮駅、大阪城公園駅があります。新幹線で新大阪駅から向かう際は、JRの大阪城公園駅がおすすめです。駅から城の内部までは緩やかな上り坂や階段が多いので、敵も攻める際には苦労しただろうなと大阪城に攻め入る気持ちで想像しながら歩くと良いです。
入館は9時から17時までで、建物内に入るには大人600円が必要です。購入は券売機からとなっていて、QRコード決済もできて便利です。休日は観光客で混むことも多く、チケットを買うだけで20分くらい並ぶことがあります。気温の高い日に訪れる際は暑さでばてないように日傘や飲み物を用意しておくことをお勧めします。
内部にはエレベーターがありますが、エレベーターで行くことができるのは1階から5階までの上りのみです。5階から最上階の8階までと、下る際は階段を利用することになります。階段は上り専用と下り専用に分かれているので、混雑していてもすれ違いが無くて安全です。ちなみに、車いす利用や足の不自由な方は係員に言えば8階まで通ったエレベーターに乗ることができます。
8階は地上50mの高さの展望台エリアとなっていて、東西南北大坂の街を見渡すことができます。大阪のシンボルである通天閣も肉眼で見ることもでき、昔の人はどんな景色を見ていたんだろうかと考えながら見るのも面白いです。
2階から7階は各階別テーマの展示エリアになっていて、7階は豊臣秀吉の生涯、6階は回廊のため展示物無しですが、5階は大坂夏の陣図屏風の世界、3・4階は豊臣秀吉とその時代、2階はお城についての情報コーナーとなっています。展示品や説明も多く、見ごたえがかなりあるのでじっくり見てまわるのがおすすめです。
各階には水飲み場と、空のペットボトルや水筒があれば無料で水を汲んで持って帰れる設備があり、暑い日には有難いサービスですね。