天下の名城、大阪城
初めて大阪城に行った時の第一印象は、とにかく大きいの一言につきました。大阪城の周りを囲むようにJRや地下鉄の駅がいくつかありますが、どの駅からでも天守閣まではかなり歩くことになり、いかに大きな城であるかを実感できます。
かつての豊臣秀吉による最初の大阪城は現在の4、5倍の規模だったといわれており、現在の大阪城の規模から想像すると、とてつもなく広大な城郭であったことが想像できます。
本丸は外側の曲輪よりも小高くなっており、本丸の石垣の上からでも遠くまで見渡せます。天守閣は50メートルの高さがあり、展望台からは、広大な大阪城の敷地はもとより大阪市内を一望できます。天守閣内にはエレベーターがありますが、がんばって歩いて上る方が、城の規模が実感できます。
現在の大阪城天守閣は昭和初期の再建で3代目となりますが、本丸の外側の曲輪には江戸初期に再建された櫓や門などがあるので、古い時代の建造物を見たいなら、外側の曲輪を見て回るとよいと思います。また、内堀を巡る遊覧船に乗れば、本丸の石垣の石組を間近にみることができます。
桜の季節が一番良いと聞いていたので、満開の時期を見計らっていきましたが、お城周りの大阪城公園の桜が咲き誇る中にそびえる大阪城は最高でした。1回では大阪城の全てを見ることはできなかったので、また行きたいと思っていますが、次に行くときも桜の季節にしたいと思います。