

三重県松阪市にある、山城で北畠氏の居城としても知られています。桝形山と呼ばれる標高312mの山の山頂にあり、別名「白米城」とも呼ばれています。 阿坂城跡は正確には、南郭と北郭があり、南郭は白米城、北郭は椎之木城と呼ばれています。 桝形山にあるのが南郭の白米城で、一般的な認知度としては、阿坂城跡=白米城跡=桝形山になります。 南郭と北郭は、200m程度離れています。 桝形山のふもとにある「浄眼寺」と言うお寺からゆっくり登っても、1時間程度で到着します。山頂の城跡にはトイレはありませんので、お寺の駐車場にあるトイレを使ってから登った方が良いと思います。 ほかにも薬王寺から登るルート、松阪森林公園から「鈴の音アルプス」と呼ばれる他の山々を超えてから登るルートもあります。 桝形山の山頂は360度開けており、標高が300m程度でありながら、伊勢湾や鈴鹿山脈、奈良方面の山々などが一望できます。 天気と条件が揃えば、遠く離れた岐阜県と長野県の県境にある霊峰・御嶽山や、標高日本一の富士山も見ることができるようです。