小牧城跡
先日小牧山にウォーキングを兼ねて散策に行ってきました。バス停のある南側の史跡公園南口から入って、まず広い芝生の広場のような場所があり、年配の方が散歩やベンチに座って景色を眺めていました。しばらくすると小学生でしょうか、先生の引率で並んで見学に来ました。かなりの数なので学年全員でしょうか。良い社会勉強の場所だと思いました。
まずすぐに「れきしるこまき」という建物が見えます。その後西自然遊歩道を道なりに上っていくと公園があります。遊具もあり、子供連れでも退屈しないです。続けて進むと神社があり、稲荷神社でしょうか、その成り立ち等の説明札があります。途中でランニングをしている人と何人かすれ違いました。街中にこんな場所があるのはとてもいいです。またすれ違う人達は知らない人なのに皆「こんにちは」と挨拶してくれて、嬉しかったです。その後「観音洞」という場所があり、市内にある間々観音のルーツになる説明札があります。道は割と緩やかで登っていくのはほとんど苦になりません。
それからしばらく杉並木があり、自然の中の山道を楽しみながら歩きました。結構距離があるので、とても良い運動になります。土塁やさくらの園を見ながら進んでいくと空堀跡があります。これは防御の為の場所で徳川家康の時代に造られたものとの事です。
だいぶ登ってきて、石垣が見えてきます。大きな石を積んで造られており、織田信長の時代に積まれたものとの事です。頂上の小牧城の下あたりに大きな石がいくつかランダムに置いてあるのですが、説明札に「上から落ちてきたもの」との案内があり、少し恐怖を感じました。頂上まで登って小牧城につくと、小牧市内が一望でき、とても良い眺めです。ベンチがいくつが用意されており、皆さん休憩して談話したりしていました。お城の中は「歴史館」となっており、小牧市の歴史がわかる資料館となっているそうです。
いくつか頂上までのルートがあるようなのですが、帰りは東自然遊歩道という東側の道を降りてきました。途中帰路は下り坂のはずなのにまた上り坂になったので、道を間違えたかなと思いましたがそのまま行ってみたらまた下りになりしばらくして「れきしるこまき」が見えてきたのでほっとしました。全体でゆっくり歩いて1〜2時間位でとても趣のある散策ができます。また運動不足解消に時々来てみたいと思います!