日本一人気の山城。石垣の種類が4つ揃っているにはここだけ
遠山氏により築城。織田氏と武田氏と縁戚関係を結び勢力を広げるものの、本能寺の変後、森長可に城を奪還される。その後、関ヶ原合戦前、家康の命令により苗木城を取り戻す。その後270年間、12代にわたり遠山氏が城主を務めた。
石垣がとても良好な状態で残っています。積み方は場所によって異なり、野面積み、打ち込み接ぎ、切り込み接ぎ、谷積みの4種類に分かれます。特に、打ち込み接ぎが多くを占めています。戦国時代のお城のものの、石垣は徳川時代の積み方のように綺麗に積まれていました。またここは巨石がいくつか配置されており、敵の攻撃を妨げるような形になっています。天守跡には現在展望台があり、木曽川と恵那山を見ることができます。二の丸と武器蔵には礎石が残っていて、ここに櫓が建っていたことがよくわかります。春はとても桜が綺麗だそうです。ただ登るので汗をかくので3月が一番いいと思います。
続きます。
評価
全体:4
遺構:4
行きやすさ:2
建物:-
攻城時間
60分〜90分 結構城まで歩くので。
アクセス
車 中津川インターから国道257号(下呂方面)約6km
電車、バス 中津川駅から北恵那交通バスに乗り苗木バス停で降りる