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足利氏宅跡投稿口コミ一覧

栃木県足利市の「足利氏宅跡」へのコメントを新着順に表示しています。
実際に体験したユーザー様からの率直な感想を集めました。ぜひ参考にしてください。

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112件を表示 / 全12

足利氏と新田氏と徳川氏
評価:5

その立て札がなければ分からなかっただろう。足利氏宅跡は文字通り跡なので邸宅などの建物は何もなく、ただ芝生と木々とが立っているだけである。だからといってその価値を蔑んではならない。その木々たちが語り変えるように郷愁を誘ってくる。  足利氏宅跡は鎌倉時代初期の足利義兼の居館であったとされている。義兼は源頼朝が挙兵をするとかなり早い時期から頼朝に加勢をし、頼朝権勢下において着実に地位を高めていったとされていて、源義経が身を寄せた奥州藤原氏の奥州征伐にも参加していたから頼朝が叢の中から這い上がって天下を収めるまでずっと行動を共にしたことになる。しかし天下人が定まるとその権力内で力を付けて来た重臣たちの粛清が始まるのは世の常で、頼朝亡き後の実権を握った北条氏によって功労者たちは次々と滅ぼされていく。義兼は晩年出家をする。それは粛清から逃れるための処世術であったかもしれないし、もしくは人間の強欲さと妬みが渦巻く俗世間を間近に見て人の心の愚かさという悟りを開いたのかもしれない。  法名は鑁阿。その名が残ってここにあるお寺を鑁阿寺としたという。義兼という人物の詳細は分からないが、恐らく武力に秀でた武将であり、教養に長けた文化人の一面も持ち合わせていたのではないだろうか。文武両道の賢者であったことは想像に難くない。  跡地には何もない。多宝塔が涼しげに立っているだけである。木造建築の塔で小さくて派手さがない。そのないのがいい。無駄に誇張をせず時代の流れを眺めて来たのではないかと思えるほどに佇まいが良い。この塔は徳川秀忠か家光あたりの時代に再建されたものであるらしい。徳川氏は出自を新田氏としており、新田氏が足利の庄より新田の庄に分家しているという所以から徳川氏はここを先祖発祥の地として再建をして供養したのである。足利氏、新田氏、徳川氏と日本の歴史を彩って来た名門のつながりを感じられる場所となっている。  そぐ横に立つ樹齢五百年とも言われている銀杏の木は風格さえ感じられる。

いちにさん

この施設への投稿写真 8 枚

足利氏宅跡
評価:4

足利氏宅跡は、日本100名城に選ばれています。平安時代末期に源義国によって築かれたそうです。まさに武家屋敷と言える壮大な歴史を感じる場所です。源義国の孫である足利義兼が後に持仏堂(じぶつどう 日常的に礼拝する仏像や位牌を安置する建物)を建て、御本尊に大日如来(だいにちにょらい)を祀ったと言われています。それが鑁阿寺(ばんなんじ)の始まりで、本堂は足利義兼の子供である足利義氏によって建立されました。この鑁阿寺(真言密教)の本堂は国宝に指定されており、足利氏宅跡は国の史跡に指定されている立派な建物です。鑁阿寺本堂は、1229年に落雷によって消失してしまったそうで、後に足利氏7代目足利貞氏が再建したそうです。境内には大御堂、護摩堂、経堂、多宝塔、鐘楼、御霊屋、楼門、東西門、北門、庫裏などなどがあります。足利氏跡は、敷地の周りが塀と土塁(敵の侵入を防ぐ為に盛り土して作られた砦)があります。土塁は、平面方形状になっており、四隅を囲んで総面積はなんとおよそ41,300㎡もあるそうです。また水堀も存在感がありました。経堂の近くに建てられている多宝塔がありますが、こちらは国内最大との事で、見応えがありました。文化財指定の建造物がたくさんありますので、ゆっくりじっくりと見て回ると、歴史を深く感じ取る事が出来ます。また境内の大銀杏は、推定樹齢550年と言われているイチョウの大木で、とちぎ名木百選に選ばれているそうなので、季節に合わせて再訪したいと思いました。アクセスは、JR両毛線の足利駅から徒歩で約15分。または東武鉄道、伊勢崎線の足利市駅から徒歩で約15分ほどです。高速道路を利用の際は、北関東自動車道「足利IC」から3.8km約15分。北関東自動車道「太田桐生IC」から5.5km約30分。駐車場は、太平記館(お土産や観光情報、休憩スペースや喫茶コーナー有り) 観光駐車場(無料) 拝観時間は、9:00から16:00

バウさん
青鳩伝説のお寺
評価:3

私の住んでいる神奈川県大磯海岸へ鑁阿寺の青鳩がやって来るという伝説がある。 青鳩は季節になると山伝いに移動してきて海岸でミネラル補給のために潮水を飲むという不思議な習性を持っている。初夏になると大磯海岸では青鳩が普通の鳩に混じって飛んでいる姿を確認できます。 さて、何でこんな前振りをしたのかと言うと、30年以上前になりますがNHKの大河ドラマだったか、吉川英治原作の私本太平記で足利尊氏と青鳩にまつわるエピソードがあったような記憶があります。 足利尊氏がこの足利氏宅の庭にて青鳩の海へ潮水を飲みに行く姿と自らが鎌倉へ出仕する姿を重ねてため息をつくシーンが記憶にあったので、敷地内で青鳩がいないものかと探してみましたが見当たりませんでした。 昔は青鳩がたくさんいたけど、今は個体数が減ってしまったので姿が見当たらないと理解しておきます。 後日談になるのですが、神奈川県の県立博物館で青鳩の生態についてという個展が開かれていたので行ってみたところ、大磯海岸に潮水を飲みにきている青鳩はせいぜい多摩の山々辺りから飛来しているのではないかとレポートが上がっています。 まだまだ未解明な部分もあると思いますが、青鳩の体力などを考えると足利から相模湾まで潮水を飲みにくるというのは少々苦しいのではないか?という結論でしょうか。 足利尊氏が自らの不遇を青鳩の姿に重ね合わせる姿は文学的には絵になりますが、なかなかお話の通りにいかないのが世の常かもしれません。 最後に、足利氏宅跡ですが鑁阿寺とも称され中世から伝わる寺の寺宝を含め見どころが一杯です。仏像は古ければ古い時代ほど出来栄えが素晴らしいのですが、鑁阿寺の仏像は古風な武家の気風を伝える凛としながらも朴訥とした佇まいをされています。ぜひ、ご参拝を下さい。

佐吉さんさん
足利市宅跡
評価:3

足利市宅跡は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて足利義兼が建てた宅跡です。 足利駅北口から歩いても15分くらいなので、観光客の方が歩いている姿をよく見かけます。 歴史を知り、趣きある築造物を見学する休日は最高ですよ。

虹色さん
足利氏宅跡
評価:3

足利氏宅跡は、栃木県足利市にあります。JR足利駅を降りて徒歩10分で到着。平安時代末期に足利義兼が建立。居館としていました。外縁は東西200m、南北210mほどで、土塁と堀で囲まれています。この規模から足利氏の勢力や地方豪族の様子がわかります。

G6707さん
足利氏宅跡
評価:3

両毛線の足利駅より徒歩10分の足利氏宅跡は鑁阿寺と隣接してあります。足利尊氏により建てられた平城跡で四方綺麗なお堀に囲まれ、歴史ある建造物や自然が多い足利氏宅跡です。

コロコロ君さん
足利氏の歴史
評価:3

「足利氏宅跡」は平安時代末期に足利氏の祖先、源義国が周囲に堀を巡らせ土塁を築いて邸宅を作ったのが始まりです。周囲長は約800mに及び、力の大きさがわかります。 その後、義国の孫の足利義兼は館内に持仏堂を建て、御本尊に大日如来を祀ります。これが鑁阿寺(ばんなじ)、大日苑の始まりです。 ちなみに鑁阿とは義兼の仏名です。 その後、鑁阿寺は足利氏の氏寺として着々と整備されていきます。 現在、「足利氏宅跡」は国の史跡に、鑁阿寺の本堂は国宝に指定されています。 「足利氏宅跡」に足利氏の居館は残っていませんが、敷地の周囲に堀と土塁がよく残っており、当時の形状がよくわかります。 「足利氏宅跡」の石柱のある敷地南側に架かる太鼓橋を渡り、仁王門をくぐると正面に鑁阿寺本堂があります。 鑁阿寺境内には本堂(大日堂)・中御堂・経堂・多宝塔・鐘楼・御霊屋(おたまや)・蛭子堂(ひるこどう)・楼門・東西門・北門・庫裏など多くの建物や仏像、文書など非常に貴重な文化財が数多くあります。 日本の一時代を築いた足利氏の歴史がよくわかる場所です。

トムトムさん

この施設への投稿写真 8 枚

名所
評価:4

JR足利駅から徒歩15分ほどに位置する足利の観光名所の1つです。 国の史跡や日本100名城にも選ばれている歴史的な遺産として観光客が多く訪れています。 堀には大きな鯉がいて、外国人観光客が餌をあげる姿も見られます。 足利が誇る名所の一つ、ぜひ見に来てください!

haruyamaさん
足利氏宅跡
評価:3

足利市にある鑁阿寺近くにあるのが、足利氏邸宅跡です。足利幕府を創設した足利尊氏に由来するものです。尊氏自身は居住していないらしいですが、当時の繁栄を伺うことが出来ます。鑁阿寺来訪の一環で訪れてみてはいかがでしょうか。

赤っぽい彗星さん
国宝 鑁阿寺
評価:4

室町幕府を興した足利氏の居住跡です。鑁阿寺(ばんなじ)というお寺があります。四方に土塁が張り巡っていてお堀があり散策にもぴったりです。周りにはお土産屋さんや蕎麦屋さんがあります。史跡足利学校にも歩いていけます。

R0123さん
名門足利氏
評価:3

足利氏と言えば室町幕府を開いた足利尊氏が有名ですね。 その親族が住んでいた館です。 鑁阿寺周辺は水掘りに囲まれ、日本遺産にもなった建設当初から残る建物も存在しています。 歴史を感じられますよ。

R6674さん
室町幕府将軍家 足利氏発祥の地
評価:4

足利市は室町幕府の将軍家 足利氏の発祥地で、足利氏宅跡は国指定の史跡とされています。 現在、足利氏宅跡には、鑁阿寺(ばんなじ)というお寺が建っていますが、元々、足利氏の居館を寺としたもので、土塁、堀を廻らし、鎌倉時代の武家屋敷の趣きを今に残しています。 また、城跡として、日本100名城の一つとされています。

富士丸さん

この施設への投稿写真 8 枚

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