白石城は宮城県白石市にあるお城です。 JR白石駅から歩いて15分くらいかかります。東北新幹線の白石蔵王駅からだと車で5分くらいです。 江戸時代に活躍した伊達政宗の家臣、片倉小十郎景綱が城主として有名です。伊達政宗は「独眼竜」とも呼ばれる戦国時代の有名な武将で、白石城はその伊達・・・

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日本の城
白石城
宮城県白石市にある「白石城」の城情報をご案内します。こちらでは、地域の皆様から投稿された口コミ、写真、動画を掲載。また、白石城の周辺施設情報、近くの賃貸物件情報などもご覧いただけます。宮城県白石市にある日本の城をお探しの方は、「刀剣ワールド 城」がおすすめです。
白石城の概要
「白石城」(しろいしじょう)は宮城県白石市にある平山城です。JR白石駅の西約1㎞の距離にある高さ約75mの丘陵地に存在。最上部に本丸、二の丸、中の丸、西曲輪が、中段には沼の丸、南の丸、巽曲輪、帯曲輪、厭曲輪が置かれており、本丸は高さ9mの石垣の上に土塁を組み、3階櫓(天守閣)、巽櫓、大手門、裏3階門などが備えられていました。
伊達家仙台藩の支城とされ、伊達家の重臣である片倉家が代々居住していましたが、明治維新時の戊辰戦争では、この城で奥羽越列藩同盟(31藩)を締結。輪王寺宮(りんのうじのみや)を盟主として公議府も置かれていました。その後も按察府(あぜちふ)が設置されたり、兵部省兵隊屯所になったりするなど明治初期に解体されるまで歴史上重要な城となっています。
3階櫓(天守閣)は、文献資料、発掘調査などをもとに焼失後の1823年(文政6年)に再建された姿を忠実に復元。石垣天端からの高さが16.7mの3階建てで、1階の大きさは東西側が9間で南北側が6間、3階の大きさは東西側が5間で南北側は3間あります。戦後の木造復元天守閣では、高さと広さともに日本最大級。
益岡公園内にあり、春になると約400本の桜が咲く桜の名所として市民に親しまれており、また片倉家ゆかりの品々や白石城復元の過程についての展示などがある白石城歴史探訪ミュージアムが隣接しています。
白石城の見どころ
江戸時代の「白石城」は伊達家仙台藩の支城という位置づけでした。しかし1615年(元和元年)に江戸幕府が一国一城令を発布。
各藩では、大名の居城を残して支城をすべて焼き払うことに。この際、いくつか特例として残された城がありますが、そのひとつが「白石城」です。こうしたことから幕府への遠慮もあり、「白石城」に天守は存在せず、それに相当するところは、大櫓(おおやぐら)と呼ばれていました。
この「白石城」の見どころはこの櫓です。城主が住まいとして使用していたものではなく、武器などを保管。そのため3階櫓は物見櫓の役割があり、城下が一望できる造りになっています。30畳程の広さがあり、軍事会議も行なわれた程です。高欄を4周も巡らせており、火頭型の出入り口も設置されています。
また1階の外壁廻りは、戦いが始まった際に武具を着けて武器を持った武士たちが走れるように板張りの武者走りになっている一方で、北側と西側には攻撃できるように石落としも設置。争いの多かった「白石城」ならではの造りです。
3階櫓は再現されるときに吉野檜(よしのひのき)、青森ヒバなどの国産材を用い、補強器具を使わずに昔ながらの工法で作られた全国でも数少ない木造の城。石垣も、自然石をほぼ加工することなく、積み上げていく「野面積み」で行なわれています。再現する際にこの工法を用いたのは日本で初めてと言われているのです。
白石城の歴史
「白石城」の築城は1591年(天正19年)とされていますが、元々この白石に築城したのは後三年の役(1083〜1087年)で活躍した「刈田左兵衛尉経元」(かりたさひょうえのじょうつねもと)だと言われています。その後、白石氏などが支配し、伊達氏が統治。しかし、私戦禁止の命に従わなかった「伊達政宗」(だてまさむね)から「豊臣秀吉」(とよとみひでよし)がこの地域を没収。これにより白石・刈田地方は蒲生氏郷家臣の「蒲生郷成」(がもうさとなり)の領地となり、「白石城」を石積みの櫓を持つ近世城郭に改造し、蒲生氏が城主となりました。
「益岡城」と改称したのも「蒲生氏郷」(がもううじさと)です。1598年(慶長3年)には「上杉景勝」(うえすぎかげかつ)の領となり、家臣だった「甘糟備後清長」(あまかすびんごきよなが)が居城しています。その2年後の1600年(慶長5年)に関ヶ原の戦いが始まると「伊達政宗」(だてまさむね)が「白石城」を攻略。再び伊達領となった「白石城」は「伊達政宗」の股肱の臣「片倉小十郎」(かたくらこじゅうろう)が居城。この頃の「白石城」は、豊臣家と徳川家の抗争に大きな影響を受けていたのです。
江戸幕府が開かれると、1875年(明治8年)に解体されるまでの260余年の間、片倉氏が長らく統治。現在の「白石城」は1995年(平成7年)に復元されたものです。


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白石城の基礎情報
- 施設名称
- 白石城
- 所在地
- 〒989-0251
宮城県白石市益岡町1-16
- TEL
- 0224-24-3030
- 営業時間
4月〜10月 9:00〜17:00
11月〜3月 9:00〜16:00
※入館は閉館の30分前まで
- 休城日
-
12月28日〜12月31日
- 別名
- 益岡城、桝岡城
- 築城主
- ―
- 駐車場
-
- 有り
城下広場駐車場:大型車7台、普通車81台
益岡公園駐車場:普通車46台
武家屋敷駐車場:普通車20台程度
- 駐車場案内
ホームページ - https://www.shiro-f.jp/shiroishijo
- 御城印
-
- ―
- 入場料
一般 400円
小学・中学・高校生 200円
未就学児童 無料
身体障害・精神障害・療育手帳の交付を受けている方とその介添え人の方(下記に該当する等級の方1人まで) 無料
- 団体予約
団体割引 20名以上
一般 320円
小学・中学・高校生 160円
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白石城の投稿口コミ(89件)
白石城は宮城県白石市に位置するお城です。片倉小十郎景綱の居城だったお城になります。天守閣は復元されたものですが、とても鮮やかな木造で復元されている立派なお城です。別名「益岡城」ともいうみたいです。
白石駅から歩いて10分ほどのところにあるお城です。駐車場も完備されているので、車での利用もしやすいです。敷地内にはレストランや売店なども設けられているので、おすすめです。
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