弘前城
弘前城は青森県弘前市の弘前公園にあるお城です。
弘前駅から車で約10分、歩くと30分くらいかかります。
江戸時代のはじめに津軽藩の藩主、津軽為信の子どもである2代目藩主、津軽信枚によって1611年に建てられました。当時、この地は高岡と呼ばれていたので高岡城と呼ばれていたそうです。
もともと5層の天守がありましたが、1627年に火事によって焼けてしまい、その後1810年に再び3層の天守が建てられました。今でもこの天守が残っていてます。東北地方で唯一の江戸時代から残っている「現存天守」のひとつです。
お城の敷地はとても広くて、「本丸」「二の丸」「三の丸」などのエリアに分かれています。昔は敵から守るために石垣やお堀、門や櫓などがしっかりと作られていて、戦いにも備えられていました。
現在もその多くが残っていて、国の重要文化財にも指定されています。
また、歴史だけでなく自然の美しさでも有名です。とくに春になると、「弘前さくらまつり」が開かれ、約2,600本の桜の木が一斉に咲き誇ります。お城と桜のコラボはとても美しく、全国からたくさんの観光客が訪れます。夜にはライトアップされて、幻想的な景色を楽しめます。