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城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 渦郭式縄張
    かかくしきなわばり

    渦郭式縄張とは、日本の城における、曲輪(くるわ)などの配置方法を表わす名称のひとつ。「曲輪」とは、本丸、二の丸、三の丸といった区画のことを言う。曲輪やその周りの堀や石垣、門などを構築するときに縄を張って作業したことから、これらを縄張と呼んだ。また、敵の進入を防ぐために出入口などを工夫した技術のことも指す場合もある。縄張は大きく輪郭式、梯郭式、連郭式、渦郭式、並郭式の5パターンに分けられ、多くの城はそれらを組み合わせて設計されている。渦郭式は、本丸を中心に二の丸、三の丸を渦巻き状に配置する方法のこと。姫路城は本丸を中心に左巻き、江戸城は右巻きに渦状とする渦郭式を取り入れている。

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