日本の城

城・日本の城・城郭用語辞典

城・日本の城・城郭用語辞典 城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 山城
    やまじろ

    山城とは、日本の城について、立地に注目して分類したときの種類のひとつである。地勢の高さや状態によって、山城、平山城(ひらやまじろ)、平城(ひらじろ)の3つに大別され、なかでも山城は山に築かれる物のこと。山脈の一部に造成される場合は、山岳城郭と呼ぶこともある。高さのある丘に位置しているだけでは山城にあたらず、山頂の平坦部から段状に曲輪を配置した形状の城のことを意味する。室町時代から標高100〜200m程度の山に築かれた守護の居城として登場し、戦国時代にはさらに増えた。近世に入ってからは山城を居城としたのは6大名がある。城下町は山の麓の平地に形成されるのが一般的。山城のなかでも高い物では標高約721mの岐阜県の岩村城、標高約583mの奈良県の高取城などがある。

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