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城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 古代山城
    こだいさんじょう

    古代山城とは、日本で城が多く造られ、記録が残されている戦国時代よりもはるか昔、古代において山に築かれた防衛施設のこと。朝鮮半島や中国の情勢に対応するため、西日本の各地に築造されていた物を総じて古代山城と呼ぶ。山の頂上付近を土塁や石塁で区画した物が遺構として残っている。「朝鮮式山城」(ちょうせんしきさんじょう)と「神籠石式山城」(こうごいししきさんじょう)があり、合わせて28ヵ所の遺構がこれに該当する。飛鳥時代のころから建造されたと推測されるが、日本最古の正規の歴史書である「日本書記」や「続日本書記」にすら記載のない城も多い。朝鮮式山城とされる香川県の屋嶋城(やしまのき)、福岡県の鹿毛馬(かげのま)神籠石など、国の史跡に指定されている箇所もある。

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