日本の城

城・日本の城・城郭用語辞典

城・日本の城・城郭用語辞典 城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 居城
    きょじょう

    居城とは、その領地の主が普段住んでいる城のことである。領主が拠点としている城のことを指す場合もある。初期には領主が日常生活を送る建物を館(居館)とし、近くに防御力のある山城や支城などを設けるのが一般的だった。しかし、戦国時代後期になると有事にも平時にも対応できるよう、居館と城郭が一体化した城が造られるようになる。居城は状況に応じて変更することが多く、例えば、織田信長には5つの居城があった。生まれ育った那古屋城を始めとし、桶狭間の戦いのときに拠点となった清州城、美濃攻めの時期に数年間暮らした小牧山城、美濃攻めの成功によって得た岐阜城(稲葉山城)と移り住んだ。最終的には、天下人である権威の象徴として築いたとも言われる安土城を居城としている。

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