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城・日本の城・城郭用語辞典

城・日本の城・城郭用語辞典 城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 改易
    かいえき

    改易とは、組織や団体のなかで行なわれる人事制度のひとつである。役職に就いている人を解職して、新しく別の人をその職に任ずること。日本では律令制度が実践されたころから用語として存在した。鎌倉時代や室町時代には守護・地頭の職を変更することを指し、江戸時代には大名や旗本といった武士から身分を剥奪して領地や城などを没収することを意味していた。例えば、1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いのあとには、石田三成や小西行長、宇喜多秀家など88の大名家が改易された。江戸時代に入って戦がなくなったときにも、世嗣断絶と幕法違反によって改易が実施されている。なかには、関ヶ原の戦いのあとに広島の領地を得ていたが、水害で崩れた城の一部を幕府に無断で修築したことで改易にあったと言う福島正則のような例もある。

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