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城・日本の城・城郭用語辞典

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  • 江戸城席次
    えどじょうせきじ

    江戸城席次とは、江戸時代に幕府が大名の格式を区分するために設けた制度のひとつである。各代表が江戸城へ勤めに出た際には、将軍に謁見するまで待機するとき、どの座敷や部屋が控え室として指定されるかによって身分が表された。殿中席次とも呼ぶ。将軍家との関係性に加え、どのような出自の大名であるのか、城郭を持っているか、官位や石高はどうか、と言ったことを総合的に判断して選別された。具体的には7つの控え室があり、最も位の高いのが「大廊下」で、ここは将軍家の親族である御三家と御三卿などが使った。次に上位とされる黒書院「溜之間」は、徳川氏の祖先の代から家臣としてしたがっていた譜代大名が指定された。この他、大広間詰、帝鑑之間、柳之間、雁之間、菊之間と合わせて、全部で7つの席があった。

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