Cの金ヶ崎城(かねがさきじょう)は、敦賀湾に面した岬にある山城です。1336(延元元)年に後醍醐天皇の王子である、恒良(つねよし)・尊良(たかよし)両親王を守護した新田義貞(にった よしさだ)が、足利軍と戦った古戦場でもありました。戦いは非常に激しく、尊良親王ら300名は籠城から半年後、城に火を放って自害したそうです。また、戦国時代には織田信長・豊臣秀吉・徳川家康が関連するなど、天下取りのターニングポイントとなった城でもありました。現在、本丸跡は金ヶ崎の最高地点で「月見御殿」と呼ばれ、日本海や敦賀湾が見渡せる景勝地となっています。