C.岩国城 Cの岩国城は、関ヶ原の合戦後に毛利氏が萩城へ移封したのに伴って、毛利氏の存続に尽力した吉川広家(きっかわ ひろいえ)も米子から入封し、岩国に築城しました。四重六階の天守を築きましたが、完成からわずか7年後の1615(元和元)年、幕府の一国一城令によって破却。以降は居館である土居(どい)が陣屋として残され、明治維新後は吉香公園(きっこうこうえん)となり、現在も石垣や堀の遺構を見ることができます。