Aの「ツル」にちなんだ異名を持つのは福島県会津若松市にある会津若松城です。
ツルが翼を広げたかのような美しい外観を持つことから、地元の人からは「鶴ヶ城」と呼ばれ親しまれています。
築城されたのは1384(至徳元)年と古い歴史があり、秀吉時代には7層の天守閣が築かれました。
その後、江戸時代の地震被害で現在と同じ5層になり、幕末の戊辰戦争では西軍の猛攻に耐え難攻不落の名城と称えられています。
明治になり取り壊されましたが、1965(昭和40)年に再建されました。
現在は、館内で見ごたえのある貴重な資料が公開されており、5層からは市街地や磐梯山が一望できます。