上山城

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【天守閣】 五層の近世風天守閣ですが、昔にあった場所とは関係が無く、二の丸に建てられています。 |
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【石落し】 石落しのほかにも金の鯱も見えます。 |
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【郷土資料館】 模擬天守は実在した物ではありません。鉄筋コンクリート建てでエレベーター付きです。 |
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【天守からの眺め】 城内は公園などが整備されています。 |
【解説】
上山城は最上氏の最南端の城塞であり、米沢の伊達氏や上杉氏との攻防の舞台となりました。
最上家改易の後は歴代藩主の居城となりましたが、城下町まで含めた諸施設が整ったのは土岐氏の治政下で、月岡・天神森にそびえる壮麗な城郭は「奥州の名城」として広く知れわたりました。
しかし1692(元禄5)年、土岐氏の国替と共に、幕命によって取り壊され、現在は掘跡や石垣が当時の名残りをとどめています。
91年ぶりに再建された上山城は、内部に音響、映像など多彩な展示手法を取り入れた郷土歴史資料館になっています。
【データ】
- よみ:
- かみのやまじょう
- 所在地:
- 山形県上山市元城内
- 別名:
- 月岡城
- 建造物:
- 観光用模擬天守