【解説】
建武親政期、和泉守護となった楠木正成が和泉国府の南の守りとして築城しました。
一族の和田新兵衛高家を城主とし、築城当初は岸の城と呼ばれていましたが、城主和田氏を「岸の和田氏」といったところから地名岸和田が定着し、岸和田城と呼ばれるに至りました。
岸和田と言えば約300年前に始まった、だんじり祭りが有名です。
「泉州・岸和田 5万3千岡部の城下 過ぎたるものがふたつある だんじり祭りに千亀利のお城 よくぞ生まれた岸和田に」と歌われているそうです。
【データ】
- よみ:
- きしわだじょう
- 所在地:
- 大阪府岸和田市岸城町
- 別名:
- 千亀利城
- 建造物:
- 平城・模擬天守閣