施設検索/ホームメイト・リサーチ

ご希望の日本の城情報を無料で検索できます。

ホームメイト日本の城リサーチ

城情報

忍者をテーマにした小説



忍者は古今東西、多くのフィクションの中に登場しています。そして日本のフィクションの世界においても長い歴史をもち、江戸時代の講談にはすでに忍者が登場していたと言われています。そのような歴史講談の流れを汲むのが歴史小説ですが、忍者はその中でも人気のコンテンツです。そして現在ではエンターテインメントのジャンルでも質の高い忍者小説が発表されています。ここではそのような忍者の登場する小説の中から代表的なものを紹介していきます。

風神の門

風神の門

司馬遼太郎で忍者を扱った小説と言えば『梟の城』が有名ですが、それに並んで有名な作品が1962(昭和37)年に刊行された『風神の門』です。江戸幕府が開かれた直後、まだ徳川家と豊臣家の緊張状態が続く中、伊賀の忍者・霧隠才蔵の身に降りかかる事件から物語は始まります。その中で才蔵が見出した使命とは、江戸幕府の開祖である徳川家康の首を狙うことにありました。講談でも人気のある「真田十勇士」の一人、霧隠才蔵を主人公に据え人気を博した作品です。

火の国の城

『火の国の城』は、1971(昭和46)年に文藝春秋社より発売されました。「鬼平犯科帳」シリーズや、「剣客商売」シリーズなど、テレビドラマとしても人気のある作品を生み出した、池波正太郎による本格的な忍者小説です。池波作品にはこの他にも『蝶の戦記』などの忍者もののシリーズがあります。この作品では関ヶ原の戦いのあとから徳川幕府が政治基盤を盤石にする時代が描かれます。忍者同士の戦いに加え、忍びである丹波大介が主君・加藤清正に仕える姿も印象的です。

忍びの国

『のぼうの城』で脚光を浴びた和田竜が、2008(平成20)年に発表したのが『忍びの国』です。この作品は第30回吉川英治文学新人賞候補にも選ばれました。タイトルにもある忍びの国である伊賀の忍者と、織田の軍勢による戦いを中心にストーリーは描かれます。『のぼうの城』にも見られたような、従来の時代小説には見られなかった人物造形が人気を博しました。

ニンジャスレイヤー

『ニンジャスレイヤー』は、アメリカ在住のブラッドレー・ボンドとフィリップ・N・モーゼズによって書かれた忍者小説シリーズです。この作品の特徴は忍者への自由な想像力がふんだんに盛り込まれている点にあります。近未来の日本を舞台に展開するこの作品はネット上で人気が高まり、Twitter上で日本語訳が連載されると、2012(平成24)年にエンターブレインよりシリーズの刊行が開始されることになりました。