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忍術の種類について



長いあいだテレビやマンガなどに登場し続けている忍者ですが、その要素として欠かすことができないのが忍術です。口から火を噴いたり、風呂敷を使って空を飛んだりという光景をよく目にしますが、その多くはフィクションによりつくられたものでした。それがどこまでが真実に即したものだったのか、機密舞台であった忍者にとって、その特殊技術である忍術が書物に書き残されることはありませんでしたが、今に伝わる中から代表的なものを取り上げてきます。

忍術とは

忍術とは

忍者の主な任務とは諜報活動にありました。敵の城や要所に潜入し重要な情報を主君のもとへ持ち帰る上で、基本的な体術、剣術などの武道の心得は外すことはできません。しかし、特殊部隊でもある忍者にとっては、その特別な任務をこなすために体得すべき技術がありました。それが忍法とも忍術ともよばれる技術です。

遁術(とんじゅつ)

忍術の中でも攻撃を目的とせず、特に敵から姿を隠したり逃げたりする際に用いる術を遁術とよびます。これら遁術はそれぞれ種類に応じて天・地・人に分けられ、天遁十法、地遁十法、人遁十法の合計30の忍術があります。天遁十法は雨や雪、雷などの天候を利用します。地遁十法は、地形や自然物を利用したものです。マンガなどで有名な火遁の術もここに含まれますが、これは口から火を吐くといった類のものではなく、火を放ちその機に乗じて敵から逃れるといったものです。人遁十法は、人もしくは動物を利用したものです。

侵入の際の忍術

諜報活動では、敵の建物に侵入する必要があります。地面に穴を掘り建物の中に侵入する方法を穴蜘蛛の術とよびます。また、上で紹介した遁術を応用し身を潜めることによって、建物への侵入の機をうかがうこともあります。観音隠れとよばれる忍術のように、木や壁に身を寄せて動かずにいることで、敵に見つからないようにするという方法もあります。

攻撃の際の忍術

敵に攻撃を加える際に基本となるのは体術ですが、特殊な忍術を用いることもあります。忍術として伝わるものの多くは、諜報活動の中で活かされるものが主となります。喜怒哀楽に恐怖を加えた、人間の感情を利用して巧みに操る術を五車(ごしゃ)の術とよびます。また身虫(しんちゅう)の術とは、敵将にスパイとして潜り込み、その中の一人を選び働きかけをして裏切りを仕掛けることを言います。戦国時代には多くの謀略や裏切りがはびこりましたが、中にはこれらの忍術によって仕掛けられたものも多かったと言われています。