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現存している天守



1579(天正7)年に織田信長が安土城天守を築城してから、日本の天守建築は本格的になりました。しかし、徳川時代の一国一城令、及び武家諸法度で城の築城は制限されます。明治期に入ると廃城令が公布され、また第二次世界大戦で空襲などの被害を受け、天守の多くが失われることになりました。廃城令発布後であっても60ヵ所程度の天守が存在しましたが、第二次世界大戦までには20ヵ所程度まで減少しました。時代の変遷によって天守をめぐる状況も大きく変化したのです。ここでは現存する天守について詳しく見ていきます。

現在の天守

現在の天守

一度は失われた天守ですが、昭和中期(30年代)以降はその復元、復興運動が盛んになってきます。築城の際に作られていた天守の雛形(柱や梁などの骨組みを再現したミニチュア)や、当時の設計図に基づき再建されたケース、残された絵画史料や写真史料を参考にしながら再建されたケースなど様々な方法が用いられました。中には石垣の移動・積み替えの必要性があるため「歴史的建造物の破壊である」とする意見もありました。再建されたすべての天守が当時のままに再現されたと言う訳ではありませんが、いずれにしても往時を彷彿とさせる物になっており、日本の多くの土地で観光地や名所として人気を博しています。

日本に現存している天守

第二次世界大戦以前は日本に20の天守があり、それが「現存天守」と呼ばれていました。しかし、戦時下におけるアメリカ軍の攻撃により水戸城大垣城名古屋城和歌山城岡山城広島城福山城の天守が失われ、その後、火災によって松前城の天守が消失したことで、現在では天守が現存している城は12城となりました。それらすべての天守が当時のままの状態で保存されている訳ではなく、繰り返し修復がなされることで残っていたり、一部が消失されたままになっていたりする物など現存している状況は様々です。以下が、その12の現存天守です。

弘前城

松本城

丸岡城

犬山城

彦根城

姫路城

松江城

備中松山城

丸亀城

松山城

宇和島城

高知城

いずれも国の重要文化財に指定されていますが、特に松本城・犬山城・彦根城・姫路城の天守は国宝に指定されており「四宝四城」と呼ばれています。1993年には姫路城が世界遺産に登録されました。

それ以外の天守

現存天守以外にも、当時の天守の状況を再現した復元天守、一部に改変を加えたり推定の入ったりしている復興天守、もとはなかった天守を新たに設けた模擬天守があります。